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 メタボリックシンドローム館
皆さんこんにちは。ようこそ『メタボリックシンドローム館』へ!このコーナーでは、最近何かと耳にすることが多い「メタボリックシンドローム」についての最新情報を、分かりやすく紹介しています。私達と一緒にメタボリックシンドロームの世界を覗いてみましょう。それでは扉を開けます…。
メタボリックシンドロームって何?
生活習慣病の一つ「肥満」には、内臓の周りに脂肪が蓄積した「内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)」と、お尻や太股の周りに脂肪が蓄積した「皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)」があります。様々な研究によって今日、前者の内臓脂肪型肥満(隠れ肥満とも言います)が問題であることが分かってきました。脂肪は人間にとって必要なエネルギーですが、内臓脂肪は単なるエネルギーの貯蔵庫ではなく、様々な生理活性物質(ホルモンのように細胞の作用を調節する物質)を分泌していることが分かってきました。内臓脂肪型肥満は、その生理活性物質の分泌バランスを崩し、高血圧や高血糖、脂質代謝異常を引き起こしやすくします。このような状態を「メタボリックシンドローム metabolic syndrome」(内臓脂肪症候群)というのです。
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メタボリックシンドロームの判断基準
ウエストサイズ  男性85cm以上
 女性90cm以上
かつ
以下の3項目のうち2項目以上当てはまる
高血糖  空腹時血糖110mg/dL以上
脂質異常症  中性脂肪150r/dL以上
 HDL(善玉)コレステロール40r/dL未満
  のいずれか、又は両方
高血圧  最高(収縮期)血圧130mmgHg以上
 最低(拡張期)血圧85mmHg以上
  のいずれか、又は両方
以上が日本における成人の診断基準です(2005年4月に日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本肥満学会、日本循環器学会、日本腎臓病学会、日本血栓止血学会、日本内科学会の八学会が国際的な診断基準を基に発表しました)。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の現状について
厚生労働省「2005年国民健康・栄養調査」(2006年速報含む)の公表によりますと、40歳から74歳の中高年男性は50.5%、女性19.8%の割合で、男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドロームの該当者か予備群であることがわかりました。厚生労働省は、男女合わせて該当者は約920万人、予備群は約980万人と推定しています。また年齢階級別にみると、男女とも働きざかりの40歳以上で該当者か予備群である割合が高くなっています。
 今春からは特定健康診査(メタボリックシンドロームに着目した健康診断)、特定保健指導健診(特定健康診査の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、生活習慣を見直しを支援する)を義務化し、メタボリックシンドロームの該当者・予備群を2015年までに25%減少することを目標としています。この対策に各企業、市町村は頭を悩ませています。それは新たな健診費用に加えて、改善がみられない場合は罰則が科せられるからです。
 世間では空前の「メタボブーム」です。特定保健指導のアウトソーシングを請け負う企業の出現、メタボ対策のゲームソフト、肥満改善薬の発売、着て歩くと運動量が増えおしりが引き締まるといわれる男性向き下着の開発等、メタボ関連のビジネスは過熱しています。
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