複十字ロゴ 財団法人 結核予防会大阪府支部
Q&A 検査について
検 査 放射腺
看 護
Q 採血した後に、「“止血バンド”を5分間は巻いたままにしておいてください。」と言われましたが、なぜ5分間なのですか?
A 採血直後の血管は、針を刺した際にできた孔が塞がっていない状態にあります。圧迫せずに放っておきますと、血液が穿刺孔を通って血管外に漏れだし、内出血を起こしてしまいます。これを防止するために“止血バンド”を巻いて圧迫止血をしております。大抵の方は5分間程度の圧迫止血で穿刺孔は塞がり止血されます。ただ、お客様の中には、血が止まりにくい方もいらっしゃいますので、ご不安な場合は係の者にご相談ください。
Q バリウムの検査って、なぜ苦しいの?
A 胃は袋状の臓器であり、口から入った物を消化するのに一度それらを蓄えます。検査では発泡剤と言う薬で胃を風船のように膨らませます。
風船の中にバリウム入れることを想像してください。中のバリウムを満遍なく風船の内側にくっつけようとすると、風船をグルグル回さなくてはなりませんね。人体をうつ伏せにしたり、仰向けにしたりしてグルグル回転してもらうことにより、胃壁にバリウムを付着させ、それを写真に描出することで胃の中の状態を正確に知ることが出来ます。
また検査前に胃の緊張を緩和するためにブスコパンと言う副交感神経を鈍らせる薬を使います。そのため、頭が少しボーッとした感じになります。これらの薬や検査中の体の動きが、胃検査を苦しいものにしています。
しかし、これだけの事をするから胃の中を隈なく写真に映し出す事が出来るのです。
Q エックス線検査のときは何故服を脱ぐのですか?
A 体の中は複雑な構造をしています。衣服についている刺繍、ボタン、金具、ペイント柄の物が一緒に写真に写ると体の中のものか、外のものか区別出来ないことがあります。
当所で現在使用している装置ではシステムの感度が非常に高いため、髪の毛なども一緒に写るくらいです。そのために放射線技師が、これは写真に写ると判断したものについては脱衣をお願いしています。 もちろん脱衣するのは、検査に必要な部位についてのみで全てを脱ぐ必要はありません。 当所では、胸部撮影については無地のTシャツは着衣OKです。
Q 健診受診にどのくらい時間がかかりますか?
A 定期健診で約1時間、生習病健診で約1時間半から2時間、人間ドックで約3時間ほどかかります。ただし、健診時期によりまして、待ち時間等で所要時間が変わりますので、予めご了承ください。
Q 胃内視鏡検査の時間はどの位かかりますか?
A 検査している時間は5〜10分くらいですが、検査前には検査中の注意点を、検査後にはその後の留意点を説明しますので、その日によりますが全体で2時間くらいかかります。検査には時間に余裕を持ってお越しください。
Q 胃内視鏡検査(胃カメラ)を入れる時、苦しくないですか?
A 咽喉にスプレー式の麻酔を使うので、多少感覚は鈍くなります。スムーズにカメラが入る方もあれば、麻酔を使っても咽喉が刺激に反応して入りにくい方もおられます。個人差はありますが、ほとんどの方がスムーズに検査を受けられています。安心してお越しください。
Q 胃内視鏡検査のときの着替えはどうなっていますか?
A 基本的に着替えはしません。手荷物はロッカーに入れていただきます。
首もと、腰周りを締め付けるようなものは、外していただきます。検査用のエプロンを装着して検査を行ないますので、衣服が汚れる心配はありません。
Q 採血時、どのくらいの量を採るのでしょうか?
A 検査項目によって違いますが、生活習慣病予防健診では10〜12mlぐらいです。大さじ1杯は15mlなのでそれよりは少ない量です。その他に検査項目が加わると5〜6ml増える場合があります。
Q 胃レントゲン撮影終了後の下剤は必ず飲まなければならないのですか?
A 体調によっても違いますが、お飲みになった方が良いでしょう。通常は検査終了直後に飲んで6〜8時間で効果があらわれます。下剤を飲まなかった場合、バリウムが大腸の中で固まってしまい、重篤な便秘を引き起こす場合があります。
Q お昼から胃のレントゲン検査を受けるため、消化剤をもらいましたが、朝から何も食べない場合には服用しなくてもよいですか?
A 服用しなくても結構です。
Q 少し風邪気味ですが、健康診断を受けても問題ないですか?
A 多少の風邪であれば、健康診断の結果にはそれほど大きな影響を与えることはありません。
検 査
Q 眼底写真を撮ってもらいましたが、片方の眼だけでした。両方の眼を撮影しなくてもいいのですか?
A 眼底検査は瞳孔から順に、水晶体・硝子体・網膜・脈絡膜に至る眼球構造を写真撮影し、この経路で発生する眼球内病変を認識することを目的とします。
 健康診断における眼底検査は、主に自覚症状の認められない高血圧・動脈硬化・糖尿病による眼部微細血管の変化の有無と程度あるいは眼底出血の有無と程度を判別することを目的としていますので、これらの変化は多くの場合に両眼性に発現することから、生活習慣病健診等では片眼撮影を採用しています。
 但し、眼科疾患の多くは片眼性に発生しますので、白内障・緑内障等の有無・程度を知るには両眼撮影が有用なことから、人間ドック健診では両眼撮影を採用しています。他疾患同様に眼に自覚症状のある方は眼科疾患が疑われますので専門医受診が望まれます。
Q 今度、心電図検査を受けるのですが、電気は流れてこないのですか?
A 人体には、微弱な体内電流というものが流れています。心臓も心筋内で作られた微弱な電流によって制御され規則的に動いており、心電図はこの微弱な電気信号を記録する検査です。心電図計を動かすために外部電源と機械を接続していますが、アイソレータという回路により、お客様と機器電源部とを完全に分離しておりますので、感電することはありません。
Q 大腸がん検診の採便スティックは2日分用意されていますが、1日分(1本)だけでも検査は可能ですか?
A 可能です。ただし大腸にポリープなどがある場合、その大きさや形の違いにより毎日出血するとは限りません。出血していても便の中に均等に血液が混じっているとは限らないので、病変を見逃さないためにも連日の採便が望まれます。
放射線
Q エックス線って何ですか?
A エックス線を含めた放射線とは、みなさんが使っている携帯電話、電子レンジ、テレビなどの電波を広い意味では全て同じ電磁波の一種です。放射線と一般の電波の違いは、それらの電磁波が持つエネルギーの大きさに違いがあります。
エネルギーの大きさに差はありますがエックス線も可視光線などと一緒で光と同じように屈折や回折現象をします。エネルギーが大きくなるほど、物質を突き抜け易くなり、物質を通り抜けていく時に、そのエネルギーを失います。エネルギーを失っていく過程を吸収と言います。この時、想像して欲しいのですがビリヤードのブレイクショットの様に手玉が的玉に当たって止まるようにエックス線も、物質を構成する原子核の周りをまわる軌道電子
に衝突してそのエネルギーを失います。物質を構成する、原子番号、通り抜ける物質の厚さ、密度により吸収される度合いが変わります。金属のように原子番号が大きいほど、物質が厚いほど、密度が大きいほど良く吸収されます。
生物では、このエネルギーを失う過程において、生命に重大な障害を与える事があります。しかし、診断目的に使用する放射線では、身体、生命に重大な障害を与える様なエネルギーのエックス線を使用していません。
Q 胃エックス線検査を受ける際にアレルギー症状について何か注意することがありますか?
A 『胃エックス線検査においてのアレルギー』を参照(クリック)してください。
Q 被ばくについて教えてください
A 被ばくとは人体が放射線にばく露される事を言います。しかし、放射線には種類があり、エックス線、γ線、α線、β線、電子線、中性子線、宇宙線など色々あります。
ここでは、医療に使用するエックス線についてお話します。
まず、検査を受ける目的として骨折を疑う時、結核などの感染症を疑う時など様々です。
この時、撮影する部位にだけエックス線をあてるわけですが、エックス線にばく露されるのは撮影された部分のみで、放射線の影響を考えるのはそこだけで良いのです。
エックス線が体を通り抜ける間に、細胞と作用する時間は非常に短い(10万分の1秒〜百兆分の1秒)ので、問題にする事は無いでしょう。しかし、放射線治療や血管内放射線治療など特殊な場合は除きます。被ばくして影響のでる線量は200mGy以上とされ、胸部の撮影で被ばくする線量は撮影システムの感度にもよりますが、0.18mGy〜0.059mGyで人体への影響を考えなくても良い線量になっています。
Q 胸部検診を受ける際、胃検診を先に受けても大丈夫ですか?
A 身体的には何の影響もなく大丈夫なのですが、写真を撮影する際、バリウムが付着した胃の一部分と肺の一部分とが重なり診断の妨げとなりますので胸部検診を先に受けてください。
Q 最近ヘリカルCTを利用した肺がん検診が話題になっていますが、どのような検診ですか?
A CTとはコンピューター断層装置の略で、ヘリカルとは「らせん」を意味します。
この場合、撮影台を一定速度で動かしながら撮影すると、撮影している軌道がらせん状になることから由来します。
この撮影法だと、従来に比べて撮影時間が短縮(14〜20秒の息止め)でき、精細な画像を得ることが出来ます。
早期の肺がんは1センチ以下とされますが、ヘリカルCTではデータの収集を約3ミリで行い、観察するときにはコンピューターを使い1センチの厚みを持った画像として観察します。これにより、早期の肺がんの確定的な診断が行えます。
Q マンモグラフィ(乳房エックス線撮影)とは、どのような検査ですか?
A 乳房部分だけを写すエックス線撮影です。 乳房はやわらかい組織でできているため、専用装置を使って乳房を挟み、薄く伸ばして撮影します。そのために、人によっては痛みを伴うことがあります。
Q マンモグラフィ(乳房エックス線撮影)では、なぜ乳房の圧迫が必要なのですか?
A 乳房は人により厚みも大きさも違いますので、よりよい写真を撮影する為には、乳房をなるべく均等に圧迫して、フィルム上に広く、写す必要があるからです。乳房の厚みが薄くなることにより、エックス線撮影に伴う放射線(被ばく)の量が少なくなります。
Q 胃レントゲン撮影検査ではなぜ発泡剤とバリウムを飲まなければ検査ができないのですか?
A 胃壁の細かな状態を観察するために、発泡剤を飲んで胃を膨らませます。 
膨らませることにより、胃壁が伸びた状態となりバリウムが付着しやすくなります。
胃壁の状態は、バリウムなどの造影剤を使用しないと写真に写し出すことが出来ません。
胃壁の状態を正確に観察するためには、発泡剤とバリウムは必要不可欠なのです。

Q なぜ胃レントゲン撮影検査中はゲップをしてはいけないのですか?
A ゲップを出すとせっかく拡がった胃が縮んでしまうために胃の状態をより良く観察できなくなります。 そのために、検査の最中はゲップを我慢していただく事になります。また、ゲップを出すと胃が急激に縮むために胃壁を荒らしてしまうことにもなりますので、注意してください。
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